2013年7月20日土曜日

誰かの叫び 序。風説b。11.→12.

11.誰かの叫び 序。

カノジョのことをずっと好きでいることに何か意味があるのだろうか。人と人が生きていく意味。恋愛の果て。最終的に行き着く地点。死。だとしたら、次の世代に何かを残すことが、人生の最終目標かも知れない。

僕とカノジョは、それができなかった。いや、まだ先のことなのだけど、それができそうにない。結婚しない人生。心の取り決めの意味では、結婚しているのかも知れない。しかし、現実社会的、生物的には、結婚しない人生。子孫は生まれない。ここで、途絶える。そういう人生。

最後にどう死ぬか?死んだ後にどう生きるか?を考えてしまうと、それは、自己満足でしかないのだけど……それでも、その先を考えない訳には、いかない。なぜなら、僕はまだ永遠の中学生だ。いっそ思う。二次元が来い!二次元が来い!と。税金を多く払う。だから、オレを嫁と結婚させてくれ。ええい、畜生、充電忘れちまった!セーブできてねぇ!


この豚野郎め。神様より。


12.風説b。

あのコ、あれから全然、勉強もしてないみたいなの。

まぁ、世間的にはまだ夏休みだ。いいんじゃないか。

やっぱり、まだショックで立ち直れないみたい。

そういうのを乗り越えて、大人になっていくモノだ。そういうものだろう。

でも……最近、あのコ、独り言が多いみたいで。

……独り言が言いたくなる年頃なんだろう。

でも……誰かと話しているみたいなの。それも、多分、女の子と。

……。

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